
LE8T-2です。このスピーカーはJBLの無指向性スピーカーS119に使用されていたユニットです。スピーカー単体では流通しなかったモデルです。

2115です。2115はLE8Tのプロユースモデルです。
聴いたのはFreddie Reddの「Live at the Studio Grill」。ずいぶんピアノの音が金音に聴こえてくる。(あんまりいい感じじゃない)
ジャズプレーヤーに尋ねると「あ~このアルバムそういう録音だよ。」と言われて、じゃBill Evans Trioに切り替えました。
いい感じで鳴ってくれました。
これで、LE8T族3タイプを聞きました。
フェライトのLE8T-H、アルニコのLE8T-2、2115です。
LE8T-Hは低音がよく伸びています。ワイドレンジで指向性も広く優等生的な鳴り方です。
アルニコの2機種はなんと言ってもミッドレンジの良さです。
LE8T-2は能率89㏈、2115は能率92㏈の違い、それ以外よく似ています。
2115の方がレンジが少し広い感じで、高域にシフトされている感じですコーン紙が軽いせいかな?。
それぞれすばらしいスピーカーですね。
シングルコーンはネットワークが介在していないので、バランスの良い音を出します。
LE8T族は面白く、深い・・・
強いて言うとLE8T系においてはフェライトかアルニコの選択肢となりますね。
アルニコは減磁の問題がりますが、フェライトにはその問題はありませんね。

Live at the Studio Grill
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